劇場版 名探偵コナン 絶海の探偵プライベート・アイ 完全ネタバレ
自衛隊員が海岸付近で不審船を発見。
その不審船には爆弾や某国の部品があり、スパイが潜入した痕跡があった。
オープニング
イージス艦の演習見学に参加したコナン一向。
コナン、蘭、毛利小五郎、園子、元太、光彦、歩美たち。
イージス艦のCICを見学しているときに、正体不明の潜水物が接近し、緊急事態になる。
閃光魚雷にて目標を撃沈し事なきを得る。
その際、コナンは一人でいる雨宮勇気を見つける。
その後、イージス艦の排水溝に人間の腕があるのが見つかった。
本庁より目暮警部、高木刑事、佐藤刑事、
海上保安庁より倉田正明、宗川勉がイージス艦に到着。
本格的な捜査が始まったが、その過程で、今回の騒動には某国のスパイ「X」が
イージス艦の戦闘データを得るために潜入している可能性があるということが発覚。
藤井七海(女性自衛官)はそのスパイを追っている防衛省の情報官であった。
また一方で、某国との連絡役をしていたという「竹川」なる人物が京都へ来たとの情報も入り、
京都府警の綾小路警部、大阪府警、そして、
浪速の名探偵、服部平次、遠山和葉も加わり捜索することになる。
コナンはスパイ「X」が雨宮親子の父親だと見抜く。
しかしその時、蘭が偶然雨宮親子を発見。
勇気くんの言葉により、その父親がスパイだと確信した蘭は、勇気くんを助けるためにスパイXと戦う。
優勢に戦っていた蘭だが、甲板にあったロープをスパイXが利用し蘭の足をすくい、蘭は甲板から海へと転落してしまう。
一方、スパイXを追っていたコナンたちは、艦橋上で人質を取っているスパイXを発見。
間一髪で海へ飛び込むところをサッカーボールを蹴りこみスパイXを逮捕したコナンたちであった。
一件落着かと思われたものの、コナンは何か引っかかっていた。
それが、死亡時刻と被害者の最終目撃時刻等々が午前5時30分であること。
なぜ、同じ時刻なのか・・・・。
ひらめいたコナンは指令室で、毛利小五郎を眠らしいつもの眠りの小五郎で事件の謎解きを始める。
本当の犯人は「倉田正明」であること。
被害者がイージス艦で殺されたのではなく、別の場所で殺されていたことを話す。
倉田は自分の罪を認め、その状況を自白した。
それは、明確な殺意があったわけではなく、倉田が巡回をしていた時に、
不審者として追跡していた時の事故により海に転落して死亡したとのことであった。
一方、協力者「竹川」を追っていた服部平次たちは、関西国際空港にて「竹川」を発見。
逮捕したものの、服部平次は「竹川」に撃たれそうになった和葉を助けようとし、被弾してしまう。
被弾した箇所は腕をかすった程度だったため、平次は病院へ、そこへ泣き崩れる和葉がいた。
そして、イージス艦では、
真犯人「倉田」が逮捕され、無事事件解決かと思われた時、雨宮勇気が飛び込んでくる。
「お姉ちゃんを助けて!」と。
その時初めて蘭が海に落ちたことを知るコナンたち。
ただちに、蘭の転落現場付近に引き換えし、捜索を始めるイージス艦。
しかし、日没まで時間もわずかしかなく、しかも、蘭が海に落ちてから時間もたっており、
低気圧の影響で潮の流れも速く、捜索は困難を極めた。
もう日没が迫り、館長が捜索打ち切りを告げようとしたその時、コナンが気付く。
「蘭は電波時計をしている。イージス艦ならその電波を感知できるはずだ」と。
午後5時ジャストに電波を発する電波時計の電波を受信すべく準備をするイージス艦。
運命の5時ジャスト。
イージス艦のレーダーに電波の反応は無し・・・・。
泣き崩れる園子、元太、歩美、光彦、勇気くん。
そして、大声を上げ叫ぶコナン。
その時、蘭の身に奇跡が・・・。
今にも海の底に沈もうとしていた蘭の耳にコナンの声が届き、目を開ける蘭。
その目には、夕陽をバックに手を伸ばし蘭を助けようとしている工藤伸一の姿が・・・。
その瞬間、イージス艦のレーダーに電波が感知され、ヘリがその地点に急行!
もう一刻の猶予もないまま周辺が捜索されるも、なかなか発見されない。
その時、「水面に光る反射物を追え!」とコナンの声が。
「その先に蘭はいる!」
ただちに反射物を追いかけるヘリ。
(その反射物は、毛利小五郎が新しく作った大量の金色の名刺だった。
毛利小五郎が甲板で誤って大量にばら撒いたのを偶然欄が拾って持っていたのだった。)
とその先に蘭が・・・。
蘭の発見に喜ぶ一同。
蘭は念のため、そのまま病院へ、そして、イージス艦は無事帰港した。
帰港後、無事に勇気くんはお父さんと再会した。
最後にコナンが去るとき、女性自衛官「藤井七海」がコナンに近寄り、
「コナン君だったわよね。あなたはいったい何者なの?」と聞く、
それにコナンは、
「江戸川コナン、ただの小学1年生です」と元気に答えるのであった。
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